2008年05月04日

時代小説『大江戸定年組』

こんにちは。 金太郎です。

   読書して五月連休過ごしけり

風野真知雄著『初秋の剣 大江戸定年組』を読んだ。大変面白かった。
主人公は隠居の身の三人。町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本
夏木権乃助忠継、町人の七福仁左衛門の定年三人組である。
気に入った点を三つ挙げると、次の通り。
●三人が過去の仕事・身分を離れて付き合っていること。
 また、前向きに生きていること。「思い出語るより思い出づくり、
 先ず第一歩を生み出す行動力を!!」だと思う。
●運動の大切さを力説していること。
 「全身の筋肉を動かすと、心身の衰えを防ぐことができる。
 歳をとると、どこか一部が曲がらなくなっている老人をよく見か
 ける。筋を伸ばすことをやめたから、固まってしまったのだ。
 まんべんなく身体を動かせば、それは防ぐことができる。これからは
 一日一日が勝負なのだ。どれだけ動けるかは、どれだけ丹念に全身を
 鍛えるかにかかってくるのだ。」(二七八頁)
 全く同感である。
●「俳諧」をやること。
  気に入った句を三つ。
     青やなぎ彼岸の人も眺めをり
     白魚は三杯酢より卵とじ
     ここからもよくよく拝め本願寺
 「右脳の強化鍛錬には「俳句」が最適。
  柔らかい頭で惚けない法 ――― それは句作。
  日常の中の「俳句」が自分史(思い出)に・・・」を提唱したい。

 この本は「二見時代小説文庫」の一冊である。
ニックネーム 金太郎 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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